The Greatest Of All Time (Tamil/2024)をユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 で。
612席が85%以上埋まってたかも。そのうちの3割以上が日本人という感触。VP's Heroのタグは通例に反して最初に出た。プラシャーント、アジマル以外にも懐かしい顔が山ほど。昔『Jeans』(1998)がインドのCG技術力を世界に見せるための作品(たぶん穿ち過ぎの深読み)と言われたけど、本作はAI作画技術のデモみたい。他人の顔そっくりなマスクなど、前世紀の粗雑なアクションのトリックだったけど、今は実現に近づいてる。最初のシーンのVJKはVJKとヴィジャイのハイブリットのようで、何とも言えない感触。後半の10代ヴィジャイの出演も。イライヤ・タラパティのビジュアルにはどのくらい加工が入ってるのか。台詞は無数の引用に満ちており、字幕は忠実にそれを拾う。意表を突くキャスティングの嵐。3人の相棒はいずれも裏切りそうな風情。クライマックスでの悪成敗シーンの「お前は誰のファンだ?」の下り、それからエピローグのクローンのくだりはak絡みだと思うのだけど、あそこが分かりにくかった。