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Manu Man (Telugu/2024)を池袋ヒューマックスシネマズで。2回目。 

それなりにインド人もいる観客は80人ほどだったか。ファンを沸かせた映画の引用シーンは、英語字幕では固有名詞を出していなかった。プラバースのアレ、マヘーシュのAthadu、カリヤーン・バーブの何とか、それにバーラクリシュナのことをチェンナ・ケーシャヴァと形容していた。おばちゃんたちのアヴァカーヤ・ソングはとてもいい。それから宝玉をマニバーブと呼んでたな。主催者夫人によればカリユガを救うために現れる7人のうちの二人がハヌマーンとウィビーシャナだそうだ。見ながらぼんやり考えていたのは、ソシオ・ファンタジーの批評性と罰当たりが嫌われてスーパーヒーローものになったのだろうかということ。一般のアクション映画のヒーローは画面に登場した時からすでに驚異の身体能力を持っているが、スーパーヒーローものは元々頼りない奴がチートによって超常能力を得る。それが面白いと思えるかどうかが鑑賞の鍵のような気がする。それと、やはり俳優の身体性が左右する。科学技術(怪しげだが)を信奉する悪役がクリスチャンというのには何らかの意味があるか。

Hanu Man (Telugu/2024)を池袋ヒューマックスシネマズで。2回目。 

テルグ語映画のヒーローが問答無用で超人的に強いのに対して、本作がヒーローに超人的な強さを与えるのに理屈(超常的な者であっても理屈は理屈)を付けようとしているところが楽しめない原因かもしれない。底に時間を割いた分、悪役の悪やその他の部分を丁寧に描けなかった。その代わり、古典的な「訳もなく強い」が主人公の姉の属性となっているのが興味深い。これが若干の救い。

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