Hi Nanna (Telugu/2023)を池袋ヒューマックスシネマで。
事前予約は30人超だったけど結果的には50人ほど入っていたか。タイトルと宣伝画像から想像される通りのおセンチドラマで、あーはいはいと思いながら前半はかったるく見ていたけれど、インターバル前に驚きのツイスト。Hi Nannaは「お父ちゃん!」ではなく「~ちゃんのお父さん」の意味だったか。そして後半は行ったり来たりを繰り返しながらも小型のツイスト(ジャヤラームとアンガド・ヴェーディー)を盛り込む。カメラのトリミングで隠されていたことが最後に明らかになるというタイプの。子供、難病、ワンコ、記憶喪失などありがちなお涙頂戴モチーフを活用しながら独創的なストーリー。ただし例によってあり得ん脇見運転がキーになってたのはちょっといただけない。ウーティーとムンバイとゴアという舞台で、テルグ語地域が全く出てこないのは斬新。シュルティ・ハーサンが勿体ないようなアイテム出演。ヒロインの妹が隠れたところから突然登場するのはよく分からなかった。ジャヤラームの「我々は夫婦としてはダメだったが、親としてしくじるのはよそうじゃないか」が渋かった。