LEO (Tamil/2023)を川口スキップシティで。
情報は入れていなかったが、どうやらLCUであるらしいことは聞こえてきていた。過去のUからの顔見世があると聞いて予想していたのだけど、まさかあの人とは。歌詞―ミールだったらどうしようと心配してたロケーションはヒマーチャルだったので安心。全編がこの地で展開することにはもちろん狙いがある。序盤から無数の人間が惨たらしく殺されまくるのに、だんだんと清々とした気分になってくる不思議。ローケーシュは本当にありとあらゆるアクションシークエンスを網羅したいのだということが分かる。それでいながらタイガーのもののように虚無的な羅列にならないのはなぜなのだろうかと考えるが言語化できない。後半の悪ヴィジャイは新鮮でとてもいい。VedhalamならAaluma Dolumaにあたる唯一のダンスナンバー、Naa Readyは見事。悪ヴィジャイよりも老けヴィジャイの方が童顔という不思議。冒頭のミシュキンの一味はコンタクト・キラーだったのか?キスシーンはごくあっさりしたものだったけど、あれは革命的なものなんだと思う。マドンナ・セバスチャンの踊りの技量も良かった。