Thunivu (Tamil/2023)をイオンシネマ市川妙典で。
ハードなガンアクション。こうなるともう被弾するかどうかは撃ち手の技量よりも確率の問題。チェンナイのアンナー・サライにある大銀行。腐敗警官が仕組む重武装での銀行強盗。しかし警官は最後に実行犯を射殺するつもりでいる。計画通りに事は進むが、行内で白衣・白髪の男ダーク・デビルがマシンガンをぶっ放して邪魔をする。強奪するのは自分のチームだと。彼は警官チームの武装を解き、自分に従わせる。大金庫が開き、札をカウントする作業が終わったところで、命じられるまま案内していた銀行員がダーク・デビルに襲い掛かり、一時的に主導権を握るが、返り討ちに会う。これで3つの勢力が金を狙っていることになる。その後過去の因縁話が出てきて、それをダーク・デビルと繋げるのにはやや無理があるが、アジットのゴーマン威張り芸が最高に気持ちよくて、だんだん捩れて分からなくなっていくストーリーのことは忘れられる。バガヴァティ・ペルマール演じるプチ汚職警官と、それにベッタリの古狸レポーターとの間のやり取りが妙に面白かった。ポッケに手を突っ込んだまま撃ちまくるマンジュが最高。