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Nayak (Bengali/1966)を国立映画アーカイブで。2回目。 

今回は字幕を噛みしめながら。知性の翳りとエッジのきいた映像だけではなく、芸道もの的要素もあるのに気づいた。まず師匠であるションコルとの間での演劇と映画を対比した問答。映画俳優は操り人形、映画に芸術はないと言い切る師匠。俳優としてのデビュー作で新人だが主演俳優である主人公にハラスメントをするベテラン俳優。主人公にベタな演技を無理にさせる。その4シーンの不本意に臍を噛む主人公だが、映画は大ヒットして彼はスターになる。その後「フロップが3回続いた」せいなのかベテラン俳優は尾羽打ち枯らして助けを求めてくる。そしてインタビューを申し込むオディティに対して、知らない方がいいこともあると告げる(全部話したらファンを失う。我々は光と影からできている。全部を晒すべきじゃない。我々が血と肉からできることは秘匿すべき…というような内容)。既婚なのに未婚と偽り主人公と関係を持つプロミラと、映画界入りを望むボースの妻とは対になっている。映画がいかがわしいと思う人もまだ多かった時代を活写。シナリオscripts.com/script/nayak_14622

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