Ponniyin Selvan 1 (Tamil/2022)をユナイテッド・シネマ、アクアシティお台場で。二回目。
前回は固有名詞の洪水で溺れずについていくのが精いっぱい(少し溺れたか)。今回はコミカライズ原作を読んだりして多少は理論武装したが、はっきりしない点はまだ多い。ヴァンディヤデーヴァンとアールワールカディヤーンの間者としての位置づけとニュアンスがやや曖昧だが、この辺りはストーリーを最後まで見れば分かるのか。後半のスリランカの森でのチェイスのシーン、木を撓ませてから離して騎乗のヴァンディヤデーヴァンを倒すのはKaithiからの引用か。プーングラリとスリランカ沿岸の漁師たちとの関係は何なのか。ヴァーナティもまた小国の王女で、アルルモリとの結婚を期待するのは高望みではなく現実的なのか。ヴァンディヤデーヴァンは割と誰にでも惚れるタイプと見ていいのか。コットラヴァイ信仰をおどろおどろしいもの、パーンディヤ残党の悪役性と結びつけたものとしたのはどうなのか。貴婦人がマントラヴァーディを呼びつけるというのは何なのか。それからやはり地図を作らないと。適当なところまでコミックを読んでから着手する。