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Maanaadu (Tamil/2021)をイオンシネマ市川妙典で。 

ほぼノーマークの一作が自主上映と知り驚いたが、ヴェンカト・プラブ作品だと知り納得。しかし一旦上映が始まるとシンブ、それについでSJSへの拍手喝采もかなりのものだった。タイムループSFと聞き、予告編を見ただけで大体想像はついたけど、そのタイムループがだんだん狂熱的なテンポになっていくのに興奮。ハリウッド映画と違い、そこにいるのはシンブとSJSなので、形而上的で哲学的な方向には向かわず、あくまでも笑いと汗と血のほとばしるバイオレンスなのが素晴らしい。それにしてもシンブは相変わらずアクが強いというかアクだけでできてるような顔で、役に溶け込むと言うのは無理な役者だ。対するSJSがダヌシュコディという役名だったのはダヌシュへの当てつけか。タイムループの中に「胡蝶の夢」コンセプトを持ち込んだのはすごいけど、SJSの方が強制的に「その日の朝」に引き戻される契機が何なのかは不明。主人公はその死によって引き戻されるが何回ループしたのか。さすがにあれだけ繰り返されると飽きないだろうかと心配した。Venkat Prabh Politics。

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