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Bigil (Tamil/2019)をイオンシネマ市川妙典で。 

518席がフルハウス。タミル人が500人はいたか。アトリ監督は自分には相性が良くない方だが、今作はこれまでのベストだった。スクリーンを支配するのはヴィジャイだが、女性のエンパワーメントを大きくフィーチャーした。アジットにしろヴィジャイにしろタミルの大スターはこうした流れをうまく取り入れてる(それに比べるとテルグのスターさんたちは…とほほ)。ただ、北チェンナイのドンをやってた親父の役までヴィジャイがやる必要はなかったんじゃないかというのが周りの意見。マス映画というのは、ともかくいつも主役が画面にいなきゃいけないモノなのだと再認識。あと、決勝当日にビギルが警察署に連行されて以降のエピソードのロジックが分からないのと、大量のヘロインを打たれて云々の落とし前がよく分からず。多分アトリの手抜きなんだと思う。親父への襲撃にしろアシッド・アタックにしろ、先の見え過ぎた展開ではあるが、そこは突っ込みどころじゃないんだろうね。客席の盛り上がりは、ヴィジャイ>ナヤン=ヨーギ=ARR>カディールという感じだった。ワルシャ・ボッラッマちゃんが良い。

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