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国際市場で逢いましょう(韓国ー2015)をアマゾンで。 

今週末に見るBharat(Hindi - 2019)の原作だというので。まあ不純な鑑賞と言っていいだろう。エピソードごとにここはサルマーン版ならどう置き換えられるかとか予想しながら見てたし。発端になる興南(現在の咸鏡南道咸興市)のエピソードは、どう考えても現在のパキスタン領パンジャーブだろうし。現在地としての釜山の市場はやっぱムンバイだろうとか。儒教的価値観の中での家長の務めというのを10歳にもならないうちに背負い込んだ男の一代記。泣かせのポイントは波状攻撃で幾度にもわたってやって来るが、ラストの死者との対話のシーンがいい。死者の前で初めて素直になる人間というコンセプトがやはり好もしい。そして冒頭の市場を舞う蝶の意味が分かることになる。激動の勧告現代史というふれこみだが、この作品におけるソウルは離散家族再会プロジェクトの舞台であるという以外にはほとんど現れず、インパクトがない。これはユニークなスタイルだと思った。あと、老けメイクの上手さだ。ゴム製のマスクみたいな変なことになってる老けメイクを日頃見せられてるもんだから新鮮だった。

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