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Bell Bottom(Kannada 2019)をINOX Lidoで。英語字幕付き。 

快作。リシャブ・シェッティは監督としてのイメージが強くて、おだてられて主演までしちまった痛い奴なのかと勝手に考えてたけど、バイオグラフィー見たら出発点では俳優(端役だけど割に重要作品)だったのを知った。今度見直してみよ。ハリプリヤーの方もメイクがこれまでと全然違ってて誰だか分かんなかったけど非常によろしかった。親父役のアチュート・クマールも含め、なんだか80年代のグラマラスがぴったりハマって、まったりといい感じ。不思議なもんだ、自分だって80年代を生きていて、インドに来たことすらあるのに、その時は自分がグラマラスな時代を生きてるとは全然思えなかったのに。リシャブの昔の巡査の制服にも痺れ。一応推理ドラマにはなってるんだけど、謎ときよりも時代性を大いに盛り込んだ即意妙答のやり取りに擽られて笑った。いや、笑えたのは現地人の2割程度でしかなかったと思うけど、その2割にやられた。田舎町の奇人変人の人間模様には、『マレナード物語』をちょっと思わせるところもあって、それがツボにハマった最大の理由かもしれない。

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