『夜明け告げるルーのうた』天才湯浅監督、今年2本目の劇場作品、観てきた。
なによりも子供を始めとする観客を元気付けてくれる物語が素晴らしい。その上で監督らしいアニメーションの動きが映画をみる楽しみに直結していることが嬉しい。アニメーション映画を観たと堪能できる。
影に守られた街で、影そのものように鬱積してくらす少年が、人形ルーと出会うことで、好きなものを「好きだ!」と言えるようになることで、光にあふれた世界をむえることができる。街中の全ての人たちも同じように光溢れる自分の街で生きて行くことができる。優しい視線にあふれた子供も大人も気持ち良く鑑賞できる傑作だ。