『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』
マックィーンが製作・主演だが、中身はセミ・ドキュメンタリーに近かった『栄光のル・マン』撮影秘話集。
脚本が出来ていないのに撮影を始めてしまい、無駄な出費が出過ぎた事が全ての間違いだったようで、これじゃあジョン・スタージェス監督も怒って降板してしまうだろう。結局映画の権利そのものも手放すハメに。
撮影中にチャールズ・マンソンの標的にされていたのが判明したとか、撮影中の事故でドライバーが火傷したり片足切断など不幸な出来事が次々と起こる。映画の完成後、スタッフなど関係者が沢山業界から身を引いてしまった事から、やはり呪われた映画だったのだろうか。
それにしても、あの主演美人女優が今はスウェーデンの国会議員だとは驚いた。