ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
映画を反芻してみると細部の気が利いている部分が沢山見つかる。特に親子というモチーフは沢山散りばめてある。ドラックスと亡くなった娘、ロケットを改造した産みの親、ネビュラとガモーラの強権的な親サノス、ヨンドゥを捨てた親、などなど。あと、アウトロー集団のラヴェジャーズは、ヨンドゥをリーダー=チームの父親的存在としていて、擬似的家族を形成している。これが内乱を起こして崩壊する様は、父性の否定となりヨンドゥを苦しめる。だからこそ、義理の父としてピーターを救う、父性の回復の為の代償行為にも繋がる。