めちゃくちゃ良かった……。
それ通用するんだ！？という気持ちにはなりますが、カールが初めて乗り込んできたときの逃げ方だとか、国際空港に張られてたときの突破法だとか、頭が良くて華麗なんですよね。だんだん二人に不思議な絆が芽生えていって、フランスのくだりでカールが完璧に味方になったのがもう最高でした。

父親の死を知らされたあとの実家に帰ったシーンがあまりに苦しくて、素直に逮捕されるところも含めて心が揺れてどうしようもない…。
小切手偽造を易々と見抜くフランクは気持ち良いし、身元引き受け人が誰になるか、というところで無言でサインをするカールがほんとうに好きでウワァーッ！！

ラストのカールのフランクへの信頼に、フランクが応えたのがたまりませんでした。はらはらするけどほっこりする…良い映画でした…。