『座頭市鉄火旅』の感想です。 (2/2)
本作で15作目。愛着が湧いてきたというのもあるのですが、毎回、勝新太郎の座頭市としての魅力が増しているところが凄いです。座頭市は、サスペンスやチャンバラシーンは意外と少ない。何の変哲も無い日常シーン(話す、食べる、歩く、座る)や、日本の風景の撮り方で魅せてくるんだよね。これが様式美というものだと思う。
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『座頭市鉄火旅』の感想です。 (1/2)
安定の座頭市。相変わらず面白いです。
これまで何人もの敵をなぎ倒してきた座頭市。
その強さは、居合の腕だけではなく、その名刀のおかげでもあった。
本作では、その刀に寿命が来てしまう。刀を捨て、カタギとして働く座頭市。
さてどうなるのか?!・・・この設定自体がこれまでにないパターンでした。
本作ではうどん食いながら敵を斬ります(YouTubeにある名シーン)。
今回の悪役も汚い奴なんだ。
ひたむきに働く兄妹の全てを奪おうとするクソ野郎。
これに対して座頭市の怒りが爆発。
結局「やっぱり俺はカタギにはなれねぇ!」と言って、殴り込む。
ラストは「雪」の舞う「夜の宿場町」でのバトル。
何度観てもこの組み合わせは良いものです。
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『アクアマン』の感想です。 (2/2)
・・・にしても、海洋生物は何故こんなにも美味そうなのか。映画の後は、海鮮飲み屋で一杯やるのがオススメです!そんなことはどうでも良い。とにかくこの映像と世界観を観ろ。
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『アクアマン』の感想です。 (1/2)
良い映画ほど、短く感想が語れる。今回は「海は良いね!」だけで十分でしょ。
海中を縦横無尽に駆け抜ける様は圧巻。映像がとにかく凄い。海中における、これだけのアクションシーンは初めて観た。あと3Dで観る価値あります。是非3Dで。
海は良いね。海の大部分は人類未踏の領域。海の下にこんな世界があったら良いな!と妄想を掻き立てられる。
シナリオはこれまで何十回もあったありきたりアドベンチャーですが、そんなことはどうでも良い。とにかくこの映像と世界観を観ろ。
・・・!どこかで見たおっさんが出てるなぁ、と思いましたがドルフ・ラングレンやん。ウィレム・デフォーおる。顔もCG加工しまくりなんだろうな。全然気づかなかったぜ。そんなことはどうでも良い。とにかくこの映像と世界観を観ろ。
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日本で一番悪い奴ら
面白かった。白石監督曰く、グッドフェローズ感を出したかったとのこと。悪いことやりまくりで、だけど笑えるんだよね。そして爽快。バックからパンパンやってるところとかね笑。ブラックなギャグ満載。日本では悪い奴が高らかに笑うタイプの、不謹慎で最高に爽快な映画が少ない中でよく作ってくれたと思う。
それでも真面目だよなぁ白石監督。やはりどこか悪に染まりきれないところがあるんだろうなぁ。それはそれで好感はもてる。これは別にどちらが良いかの問題じゃなく、監督自身の作家性。それならそれで良い。
まず第一に、この映画、ドラッグ描写が悲惨すぎるよ。スコセッシなら、ドラッグ最高!シャブ最高!何が悪い?と描く。
ラストも結局、悪い奴が惨めそうに終わるんだよなぁ。スコセッシの描く悪は転んでもタダでは起きない。最後まで悪が笑って終わる。
現時点での日本版のスコセッシ候補は全員死刑の小林監督、或いは園監督かもな。昔の三池監督はいいセンいってたけど今は丸くなっちゃったし、北野監督は北野ブルーな悪でありスコセッシって感じじゃないんだよな。
別に貶してるわけじゃなく、この映画は普通に面白いです。
ガメラ2 レギオン襲来
面白かった。前作ほどバカっぽい演出はなくなり、きちっと仕上げてきたな、という印象。前半はSF・モンスター・ホラー調、後半は怪獣映画。
前半はサスペンスの繰り返しで、怪獣を中々怪獣をあまり「見せない」んだよね。この「見せない演出」はサスペンスの王道で、エイリアン2とかジョーズとかでも用いられている。SF要素もディテールまで作り込まれていて、真偽のほどは判らないが、少なくとも矛盾は目立たない。世界観に浸れました。
後半は怪獣映画。自衛隊がガメラと共闘する「待ってました」という展開に。ラストバトルも編集が上手い。ガメラとレギオンの闘いと、自衛隊の作戦の展開が、同時並行で描かれる。それが超ハマってる。「エンドアの戦い」みたいにかっこいい。さすが。良く研究してるというか・・・上手いとしか言いようがない(偉そう)。
しかし、撮り方が上手いのは前作もそう。今作でさらに加えられている要素は「怪獣愛」だと思う。「自衛隊と怪獣の共闘」とか「戦車が公道を走る光景」とか「無垢な子供が願うと助けに来るガメラ」とか、怪獣ファンの心を擽るんだよね。
愛に溢れた映画です。
ガメラ 大怪獣空中決戦
ガメラシリーズは初めて観た。結構笑えるのねコレ。
所々でご飯を吹き出しちゃう展開はあるんだけど・・・サスペンスの見せ方が上手い。だから、ちゃっちい部分があまり気にならない。やっぱ映画は監督の編集次第だよな。
あとこの映画が上手いと思うのは、そのご飯を吹き出しちゃう展開をうまくギャグとして消化してるところだと思う。
多分怪獣ファンじゃなくても、映画好きな人ならソコソコ爆笑できると思う。突っ込んで!!!と言わんばかりに、登場人物がバカである。そして多分意図的にそう言う演出してると思う。
言うまでもなく特撮も良いと思う(僕は特撮のアレコレについては、正直よくわからない)
ガメラは正義の味方!怪獣ファンなら胸熱間違いなしですね。とても良い映画でした。
x-wing allianceというゲームについて
そして、最終ミッションはエンドアの戦い。お約束通り。
でも、このミッション、ラスボスにも関わらず割と簡単にクリアできる。何故なら、このミッションだけは映画のシナリオ通りに進むから。
まぁスターウォーズファンに対する最後のご褒美だよね。ファンであればミレニアム・ファルコン号に乗ってデス・スターを破壊したいんだよ!
x-wing allianceというゲームについて
帝国軍のシャトルを盗むミッション。シャトルを盗むために、自ら、帝国の宇宙ステーションとドッキングする。
ドッキングしてる最中は「待ち」である。忍耐が必要とされるゲームなんだな。
ここで盗んだシャトルが、エピソード6のエンドアの戦いで使われる、という設定。ハン・ソロがエンドアに降りる時に乗っていたアレである。
x-wing allianceというゲームについて
ドッキングするミッションでは、イオン砲で敵船を無力化してから、のパターンが多い。
映画でもイオン砲が出てくると燃える。
スター・デストロイヤーにもいくつもの種類がある。
てゆーか、このゲームでも映画でも、シールドジェネレーターを破壊すればシールドが無力化するという設定は謎である。シールドジェネレーターをシールドで守っておけよwwwとツッコミたくなる。しかし何故かシールドジェネレーターはシールドで守られていない・・・
A-wingに乗ったプレイヤーが先発して帝国軍側の人工衛星を調査し、その後、友軍機が人工衛星のログをダウンロードするためにドッキングする。そこからは、友軍機が無事に帰還するように護衛する、というミッション。
なんとこのゲームでは、ハイパースペースによるワープが可能。宇宙空間に「ブイ」という架空のオブジェクトが浮いていて、そのブイに近づくとワープができる。
友軍機が撃墜されないように護衛するのがムズい。タイ・ボマーのミサイル攻撃を最優先に食い止めるのがコツ。
x-wing allianceというゲームについて
ミッション「Defend CRS Liberty」
・ATR-6 assault transport
・TIE Experimental M4(神風特攻してくるタイ・ファイターみたいなやつ。)
の2つを速攻で撃墜しないと、クリアできない。それがとてつもなく難しいwww。
x-wing allianceというゲームについて
スターウォーズの宇宙戦闘は、ローグワンが一番好き。
昔好きだった「x-wing alliance」というゲームの感じが一番出てるから。
このゲーム、シューティングではなくフライトシミュレーター。単純なドッグファイトを体感するのでは無く、戦闘ミッション遂行の楽しさを味わうゲーム。主に護衛が多い(これが難しいんだな・・・)。おまけに無駄に自由度が高い。ゲームの空間内で何をやっても良い。
所謂、シナリオめいた「お膳立て」が全く無い。どこでいつ何が起こるか予想ができないから楽しかった。
中でも「Defend CRS Liberty」というミッションは難しく、当時中学生だったが(学校帰ってきた後ですが)3日間ぐらいやり続けて、やっとクリアした。敵を倒す順番、ミサイルの配分、ポジション取り、これらを時系列に全部覚えた上でクリアした記憶がある。
あと、出てくる戦闘艦、戦闘機、宇宙ステーションの種類がとてつもなく多い。タイ・ファイター(もちろんタイ・インターセプターとかは別にして)1つ取っても、何種類も登場する。
新作作ってほしいなぁ(戯事