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座頭市 逆手斬り 

劇場11作目。
音楽が伊福部昭ではないので、いつもと雰囲気が違う。音楽がめちゃめちゃ現代風でした。
いつもと比べて、人間描写はちょっと弱いかな。物語の中心は勝新太郎と藤山寛美の掛け合いですし、それ以外の人のことはあまり描かれません。
良いところはラストの勝新の殺陣。二刀の逆手斬りが炸裂します。

前作辺りから思ったんだけど、勝新の殺陣がかなり上達した、、、ような気がする。
本作の市は、夏という設定でもあり、常に汗をかいていて、衣装には汗が滲みスゲー汚い・・・にも関わらず殺陣のシーンは美しくさえ見える・・・。舞うように刀をサッと振り、人が倒れている。すごく自然体笑。様式美の時代劇っぽかった。

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