アポロの息子 vs ドラゴの息子 

ロッキー4のノリで、ふざけ半分で観に行きましたが・・・完全に打ちのめされました。

ロッキーってこんなに暗い映画だったっけ?と思うくらいに、ドキュメンタリータッチに撮られています。中盤まで音楽はほぼなし。俳優の近くにカメラが常にあり、セリフも少なく、いちボクシング選手の苦悩を静かに撮っているという印象を受けました。(例えるなら、「レスラー」とか「ミリオンダラー・ベイビー」に近い?)完全に体感映画となっていました。全く新しいリアルなロッキーでした涙。

全く新しい映画にしつつ、かつ、一点の揺るぎなく「ロッキー1」の頃を彷彿とさせる「魂」を見事に描ききっていました。製作者がロッキーシリーズをよく分かっています。「スティーブン・ケイプル・Jr.」監督に対しては感謝してもしきれません。

本当にありがとうございました!

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アポロの息子 vs ドラゴの息子 

アドニス君の奥さんも良かった。最初の方は、ちょっと頼りなさそうな印象でしたが、ラストはエイドリアンそのもの。強い女へと成長していました。夫婦の成長物語としても見れる。

あと、ドラゴ側も良かった。
序盤から中盤にかけてドラゴの息子は完全なヒール役で、血も涙もない「殺し屋」という印象。ドルフ・ラングレンが上手い。最初、星一徹のような頑固親父という印象を与えておきながらの・・・ラストのあの展開。敵役のドルフラングレンとドラゴの息子にが泣かされるという・・・ここも上手い。

今回シナリオが良くできているよ。

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