ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
作業用BGMとして流してた。が・・・途中から作業を止めて映画を観てしまいこんな時間に・・・。
エドガーライトのボディ・スナッチャー(僕的にはゾンビ)パロディ。
そもそもゾンビは、既成社会に何も考えずどっぷり浸かっている多数派のお前らってまるでゾンビじゃん、という社会批評性があり、だからこそ、世の中のクズ人間やマイノリティはゾンビが好き(多分)。
だからこの映画では、
1)主人公がアルコール依存症(サイモン・ペッグ)、人間社会に疲れた男(ニック・フロスト)、という設定。
2)この2人だけがヒーローで、冒険を経て、自分を取り戻していく。
3)「I fucking hate this town!」というセリフが爽快な理由は、人間社会に疲れた男(ニック・フロスト)が、人間社会に向けて言ってるように聞こえるから。
4)9軒目の「壁の穴(パブ)」で2人が本音を叫ぶ喧嘩シーンだけはシリアスに描かれていて、すごく泣ける。
5)この映画の敵は宇宙人だが、多数派の人間を象徴している。
その他諸々・・・
映画ファンに対する愛に溢れたパロディですね。