続・夕陽のガンマン
歴史に残る名作ということで、DVDで鑑賞。確かにこれは歴史に残したい映画。
イーライ・ウォラック(この映画の主人公)。こいつが劇中、貧乏で酒に酔って意地汚いクソ醜態を晒しまくっていて、どうしようもねークソ野郎で・・・
映画の最初は、映画の観客は彼を見下し、嘲笑する。
しかし・・・
不思議なことに最後は、
イーライ・ウォラックを応援している。いや寧ろ、このクソ野郎が愛おしく美しく見えてくる。ウルっとくるシーンもある。
人間なんだから汚い醜態晒しても別に良いじゃん。と思わせてくれる。良くできてる。
こういう映画好きだわ。
かつ、この映画は反戦映画、神と悪魔と人間の映画、そしてマカロニウエスタン。
この辺りのコンテキストがわかる人にとっては、2倍も3倍も楽しめる内容となっている。
ただのマカロニウエスタンじゃねぇ・・・。