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バイオハザードは普通にホラー映画として撮ってみて欲しいにゃぁ。・・・と思ったけど、純粋に「怖さ」を競うだけであれば、プレステVRのバイオハザードにはどうやっても勝てない気がしてしまう、今日この頃。

とはいえ、VRが出てきても映画は無くならない気がする。映画の「体験」は才能のある映画作家の感性が生み出すものである。そういった感性なしに、単に「本物に近く」したところで臨場感のある体験は生まれない。

それに今の技術では、どれだけ「本物に近く」できたとしても、それは本物には遠く及ばない。なぜなら、「映像」と「音」は我々の体験を作りあげている様々な感覚のうち、ほんの1部分でしかないからだ。例えば、高度1万メートルからダイビングするVRがあるとする。このVRで、本物のダイビングのような体験ができるのか・・・できるわけがない。上空の澄んだ冷たい空気の中で、空気抵抗を受けながら自由落下する感覚と、「パラシュート」が開かなければ「確実に死ぬ」という絶望と恐怖は、VRでは絶対に作ることができない。もちろん映画でもそのような体験を作ることは不可能である。でもだからこそ作家が頭を使って工夫するのだ。

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