ソウルフルワールドに出てくるsparkという単語の日本語訳について思うこと 

ソウルフルワールドでsparkが「ひらめき」と訳されているが、違う訳をつけた方が良かったんじゃないか。作中、sparkとは、魂を揺さぶられる瞬間みたいなものを表す単語として用いられている。がしかし、いまの日本で(英語だとどうなんだろうか?はよく分からん)使われている「ひらめき」という用語からは、魂のイメージが全く浮かんでこない。むしろ、「ひらめき」という用語から浮かんでくるのは、お金が儲かるアイデア、勝負における逆境をひっくり返すためのアイデア、みたいな、目的合理的行為における、目的を達成するための手段としての「ひらめき」である。

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ソウルフルワールドに出てくるsparkという単語の日本語訳について思うこと 

@tacchan ソウルフルワールドは目的合理的行為はマジでファックオフ。目的合理的行為をしてる奴はみんな死ね。という映画だ。

にも関わらず、「ひらめき」という用語が、目的合理的行為を遂行するための手段として連想してしまう。これは観る人達を混乱させるだけだ。さらに悪いことに、目的合理的行為をしてる人は、自らの目的を達成するためにこの映画を利用する可能性さえある。魂のひらめきが大切なんだぜ!とかいう自己啓発セミナーはごまんと存在する。ソウルフルワールドは、自己啓発セミナーに登壇している講師連中を殺すための映画がソウルフルワールドなんだよ。

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ソウルフルワールドに出てくるsparkという単語の日本語訳について思うこと 

@tacchan では、sparkという単語をどう訳したら良いのだろう?私的には、作中のsparkという単語が表す単語の意味に最も近い概念として浮かぶのは、郡司ペギオ幸夫が提示した天然知能とかなのだが、マニアック過ぎるっ!

現代人にとって、身近なもので、何がわかりやすいだろうか?と考えたときに、やはり最もわかりやすいのは、薬だろう。ドラッグをやったときに体験できる感じ、ドラッグでハイになる感じ=spark。これだ。

日本人の場合、薬というと抵抗があるだろうが、合法ドラッグがあるじゃないか。アルコールだ。spark=酒を呑んで酔ったときの感じ、と訳すのがいいというのが、今回の話の結論でした。

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