存在のない子供たち 4
いやぁ・・・とにかくね・・・人間が多すぎるんだよ。
この話をすると「じゃあお前が死ねよw」と言われるのが関の山であるが・・・。
ホモ・サピエンスは仲間意識を保てることにより、集団を形成し、組織的な行動ができる。人間の原動力はそれだ。民主主義の原動力もこの仲間意識だと言われている。
しかし、仲間意識を保てる集団の最大値は決まっており、100-200ぐらいと言われている。この最大値は、我々のDNAに起因するものだ。
例えば、日本であれば1億人。本来であれば、1億人の集団の中の、名前も知らない構成員に対して、我々は仲間意識など持ちようがない。
かなり話が逸れましたが・・・何が言いたいかというと・・・
「存在のない子供」などあってはならない。しかし、我々は「存在のない子供」を仲間だと思えるのか?もし、思えないのであれば、それは存在していないことと同じではないか・・・。
頭ごなしに「存在のない子供」などもってのほかだ!、と考えるのではなく、「存在のない子供」が発生しうるという前提で物事を考えた方が、より建設的な議論になるはずだ。