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金田一耕助シリーズを観た後で、アニメ版の金田一少年の事件簿を観たくなったので観ている。このアニメ、最初の事件である「学園七不思議殺人事件」だけが、他の話と比べて、めちゃめちゃ気合い入れて作られている気がするのは俺だけ?市川崑魂を感じる。

改めて原作漫画だけ見ても「学園七不思議殺人事件」て、他の事件と比べても異色だな。「謎を解いた後の犯人によるグダグダなお涙頂戴」とか「後日談」がない。
さっぱり終わる。映像化する上での脚本としては、もっとも適しているものなのかもしれない。

俺自身、お涙頂戴が嫌いではないんだけど・・・誤解を恐れずに言えば、お涙頂戴とか後日談を入れるとダサくなるんだよね。お涙頂戴ってのは諸刃の剣ということだ。

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