ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金
やべえ。クッソ面白かった。マイケル・ベイにこんな映画が撮れるのか!
実話に基づいたシリアスな犯罪を、マイケル・ベイお決まりの盛り過ぎ演出で魅せる。
終始一貫したコメディ、バカ丸出しで、筋肉バカが、バカな欲丸出しで、犯罪で人生を失敗する過程を描く。
この映画の登場人物たちは盲目的になんとなーく「成功したい」と言う欲望を持っている。これって俺の周りにいる奴らと全く同じなんだよね(不謹慎にもちょっと共感)。そう言うクソどもを最高に茶化してバカにしている映画なので、結構考えさせられた。
成功に向けて努力するっていうのは一見美しいことだけど、この映画を観ると「成功する」こと自体がすげー滑稽にみえてくる(登場人物がみんなバカだからだがwww)。
マイケル・ベイ自身成功者、リア充、最後は必ずハッピーエンドな評論に値しない商業映画を撮るクソ監督の象徴のように言われているけれど、実は映画を撮る行為自体が大好きなだけなんじゃないだろうか?
成功するか失敗するかなんて知らねーし。面白い映画がただただ好きなんだよ!それの何が悪い!
マイケル・ベイを大好きになれる映画。

ログインして会話に参加
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。