血やグロテスクな表現でなくとも戦争というものを表現することができるし、敵軍の姿を極力描かないことでどちらかに偏ることのないフラットな姿勢も感じられる。
人物背景やセリフ、様々なものを極限まで削ぎ落としたことで人物の一言一句の重みと密度が物凄い。そこから読み取れることがとても多くて何度観ても新しい発見をしてしまう。彼らの目や声色の微妙な変化すら逃せない。
CGを使わない大迫力の映像がとにもかくにもプッシュされているけれど、ストーリー性もほんとうに素晴らしい。
わーんほんと褒めるとこしか見つからんぞ！はやくもう一度観に行きたいよ！！