バベットの晩餐会 

原作愛好者としては、芸術家の創作を希求する姿勢!凄味!狂気と紙一重!のヤバさがかなり後ろに引いていて、んーまあしょうがないかー、みたいな気持ちにはなった。けれどこれはこれでおいしそうだし(「わたしのウズラ」ってまあこれもなかなか聞けない台詞ではある)、建物や衣装が素敵だし、気持ちのよい映画でした。漁村の建物がハマスホイの夏の休暇の絵と同じだったよ。わたしももうずっとグレイと黒のワンピースで生きていこうかという気持ちになった。特別なときは白いレースの襟をつけるの、いいですよね。

リアリズムの話じゃないので個人的に気になっただけなんだけど、普段ドロッとしたスープで生きているお年寄りたちにあんなに飲み食いさせて大丈夫だったんですかね。自分はあんなにワイン飲めない、というか帰ってから気持ち悪くなってる。最終的にこの映画から受け取ったのはおいしいものは人を幸せにするということなのだけれど、まあそれは知っている。そしてふだんいがみ合っているひとたちが一晩仲良くなってもそれは幻想に過ぎないのでは?幻想でもいいという考え方もありますけど。

バベットの晩餐会 

姉妹の若いバージョンと現在バージョンの組み合わせを入れ違えて思い込んでいたのでちょっと混乱した。若いときはつるっとした顔のほうが姉で、ぎょろっとした顔のほうが妹だったから...

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