仁義なき戦い 頂上作戦
三作観た積み重ねがあるからだろうけれど、本作が一番盛り上がった。小林旭がかっこよすぎる。ああいう小林旭がもっと観たい。
今回はいつも抑え気味な広能が打って出ようとするし幹部レベルの口合戦がよい。決め台詞多すぎ。そして山守のおっさんは憎たらしさが極まっておもしろキャラに成長していた。
居場所と使命があればひとは頑張れる、それが年寄りにいいように利用される構図が今回も繰り返された。第二部、三部のように特定の若者に焦点を絞らないぶん、居場所のなかった無名の若者たちが犬死にしていくのがいたましい。
今回思ったこと:
- ヤクザの事務所で乱暴者の男たちばかりのはずだけど、お客さんが来るとちゃんとお茶が出る。座って正座してあいさつする。今よりずっと丁寧。
- 手作り爆弾の缶がバヤリース。アサヒ飲料はクレーム入れなかったのか。
- 武器をぐいぐい自作していくのに感心。当時爆弾を自作していたひとたち、事故って手をふっとばしたりしなかったんだろうか。したんだろうな。今でも作ろうと思えば資料があるんだろうか手作り爆弾。
- 松方弘樹の顔色を設計した人!