叫びとささやき
きれいだけど息苦しいお屋敷、この映画と一緒。まあなんだ、兄弟は他人の始まりだから... それにしても姉も妹も、あんなイベントが起きちゃったせいで胸糞なところをさらけ出すはめに陥ったんだろうけれど、両極端な欠点を持つ姉妹だった。わたしはだんぜん妹の方がたちが悪い、というかかかわりたくないと思いました。姉ちゃんはいいんだ、こうしてほしいって要望をはっきり明言してるんだから。
フェルメールの絵に出てきそうなたっぷりしたメイドさんが救いだったけど、サービス業の人から見たら「勝手に理想化しないでくれる」って感じるのかもしれない。きれいだけど息苦しい映画だった。