きっと、うまくいく
アーミル・カーンが実年齢の半分くらいの浮世離れした工学青年を完全に演じてしまっており、度肝を抜かれた。『シークレット・スーパースター』で落ち目のプロデューサーやってたのに! その分10年後がやや落ち着きすぎてたかなー、でも来世で結婚してくださいという気持ち。
ほぼ3時間ということでちゃんと観続けられるか心配していたのだけど、半分くらい進んだところでまた目先が変わって楽しく観られた。ひとつひとつのエピソードはわりと粗いけれど、どっちにしろ歌と踊りが入ってリセットされちゃうしね。なにものでもない学生時代の心もとなさを懐かしく(ここ重要)思い出せる、よい映画でした。