華麗なるギャツビー(2013) 

あの有名な微笑みがギャグに見えてしまって、他にも吹き出しちゃうとこがいくつもあって… 自分には「ディカプー本当は笑わせようとしてる?」な映画だった。レッドフォード版がド正調な作りだったからおんなじことしても意味ないというのはわかる…

トビー・マグワイアは良かった、でも原作ではニックはノイローゼになるようなナイーブな人じゃなかったから、その辺の悪く言えば狡さあるような要素が出ていたらもっと趣があったんじゃないか。これは監督がそういう風に撮ったってことで、トビー・マグワイアが悪いってことじゃないけど。そしてエリザベス・デビッキはジョーダンのイメージぴったりだった。大っぴらに出さないけど自分勝手そうなところ(デイジーはミア・ファロー派なので、すみません)。

いろいろ意外で面白い映画だったけど、原作をねちねち読んでいる者としては、これ一本でギャツビーを済ませちゃうのはもったいない気がした。けばけばしくて面白いんだけどね。

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