アマデウス ディレクターズ・カット
サリエリ! なんというマゾ!って最初思ったんだけど苦しめて喜んでもいたような... すごい愛だった。愛じゃないか、妄執かもしれないけれど、そういう感情が存在する可能性があるということを実感した。いいものを観せてもらった。全編モーツァルトの音楽が流れるのでみずみずしい気持ちになるし、18世紀の風俗を体験できるし、そういう要素が好きなら確実に面白い映画。
配役もキャラが立っててどの人も目が離せなかった。ヨーゼフ二世の皇帝ぶり、モーツァルトの軽薄(最高にイライラさせられる)と音楽への情熱、アマデウス夫人の愛くるしさ。
あと本編には関係ないと思うんだけどサリエリの甘いもの好き設定がかわいかった。来客のたびに違う甘味を愉しんでいたのかわいくないですか。