ジュディ
ショービジネス界に心身の根っこをぶっ壊された天才の最期。設定が慎重に繊細に設計されているのがとてもよかった。
子役時代よりあとには誰も悪意を持った人が出てこない。ジュディが世界から責められる流れにならない。彼女はああいう風にならざるを得なかったしそのことで糾弾されるわけじゃない。まあマネージャーや最期の夫がもうちょっとうまく立ち回ってくれたら...みたいなことは考えちゃうけれど。
レネー・ゼルウィガーの歌もうまかった。六本木のTOHOシネマズに映画で着ていたドレスが展示してある。華奢だ~もっと食べてくれ~というサイズ感。