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本の感想ですけど、デイヴィッド・リンチの伝記兼自伝Room to Dreamを読みました。各作品の制作過程や、リンチさんと交流のある人々の証言がたっぷり語られるとともに、リンチさん自身の目線からも過去のことが語られてます。レヴェナントの制作に関わってるジャック・フィスクって高校時代からの友達なんですね。
撮影時に偶然置きたことを柔軟に利用する様子とか、俳優への接し方とか面白かったです。ストレイト・ストーリーのあとのハリー・ディーン・スタントンとの思い出が素敵。

どうもリンチさんによる出演者の選び方は、演技経験とかと無関係に「この人物しかない」みたいな直感が働くという感じらしくて、スタッフのひととかも出すし、ツインピークス・ザ・リターンで緑の手袋をつけてボブを殴りつけてた男の子はYouTubeで知ったらしいです。

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リンチさん、幼稚園みたいなころからガールフレンドを欠かしてないというだけあって、めちゃくちゃモテるし奥さんも次々変わる(結婚しててもすぐ新しい恋をしちゃう)のだけど、撮影時の俳優への振る舞いとかを俳優目線で語ってるのを読むと「いや、これはモテるわ…。これ、されるとリンチさんは自分を特別に大事にしてるに違いないって思い込むやつだ…」と思いました。

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