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Padmaavat 

予想通りのバンサーリ節。
物語に複雑な構成力云々は求めず、シンプルに昔話をひたすら美しく観る為の作品。
アラウッディーンに仕える宦官がいい味を出していた。
宮廷で異邦の第二婦人がもてはやされている奇妙さは原典で妃扱いなのであればそれに倣ったと割り切るとして、そも仏教徒の王女が序盤で殺生しようとしているのはいかがな物かなど、各分野方面からのツッコミどころは色々ありそう。
しかし展開自体は元ネタから逸れず、こじんまりとまとまった内容で、上映前の炎上案件だったラージプートdis要素はなかったのではと。
(なお当方中世封建時代・異文化衝突or交流、コスチュームプレイジャンル、絢爛な装飾、耽美要素、はそれぞれそこそこ好物なので、評価は甘くなりがちです。Hum Dil De Chuke Sanamも好きな一本です)

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