『天気の子』の感想です。 (1/2)
これは新海誠流の叛逆映画だ。
映画の序盤、人々の希望、この世界、笑顔、これらはみんな素晴らしいものであると、これでもか!と、超綺麗な作画で描いておきながら・・・
本作では、これらを全部ひっくり返す。
「一人の女のためなら、こんな世界など壊しちまってもいいんだよ!」という結論となり、最終的にぶっ壊す。
この展開にはしびれた。本当にお見事な叛逆の映画だ!
本作では、「君の名は」とは違って、社会システムからこぼれ落ちてしまった人たちの物語。システムを頼れないが故に、仲間同士で助け合い、懸命に生き抜こうとする。
がしかし、システムに依存している人間たちは、そのシステムを維持するために、こぼれ落ちてしまった人間たちをシステムに当てはめようと、迫害する。
https://eigakansou.life/%e5%a4%a9%e6%b0%97%e3%81%ae%e5%ad%90/
@josejose ジョーカーと、すげー似てました。ジョーカーも天気の子も、最近、時代を反映した映画が多いですね。