いよいよブレードランナー2049が金曜に迫ってきて、ついWikiなんぞクリックしてしまったのですが、一般的な情報にすら「うわっ!見るんじゃなかった!」というネタバレ要素がありましたので、オリジナルを熟知しているファンはくれぐれもご注意を!😆 eigadon.net/media/TZjCiJ8xT-LO

メッセージ⑨(おまけ) 

UFOの中に入ると天地が90度変わるのはカメラの隠喩だと思う。😄 eigadon.net/media/nohf7MIz5Wzs

駅の改札口に『ドリーム』のポスターがあって、誰が森三中の誰だっけと想像したら、それぞれが脳内で見事に合致して吹き出しそうになった。😁 eigadon.net/media/f9d7IOOl_DIN

エイリアン・コヴェナント 

日曜に2回目に行ってみてこれはほんとにウヒョーな映画だと思った。もうエイリアンに恐怖を感じることもなくデヴィッドと同じように彼らに魅了される。胸をぶち破って誕生したエイリアンのなんと神々しいこと。エイリアンの白と血の赤の鮮烈な対比、水に浮かぶ女の頭部も恐ろしく美しい。オープニングで何度も繰り返される「完璧」への当てつけとしてのマニエリスム的歪みの美と、部分対象へのフェティシズム。腕を食いちぎられる「去勢」で示されるウォルターの奴隷性。クルーたち性愛・同性愛に対して孤独なデヴィッドの死体愛好。笛を教えるシーンの自己愛のエロス。プロメテウスの開腹手術のシーンも凄かったけど、今回も生と死の欲動と倒錯的エロディシズムを恐ろしく金のかかったハイクオリティーなSFで「創造」してくれたことに感謝ですよ!😁 eigadon.net/media/0ZnO1CWT6Eaw

好きな映画だけど「疲れた」という点だけで言うと『ダンケルク』と『インターステラー』は自分の中でワンツー・フィニッシュ。もちろん理由は切れ目の無い低音系の効果音。ダンケルクはお年寄りの観客も多かったので音で身体的に疲れることは表現として良いのか戸惑うけど、かつて『ダークナイト』でジョーカーが警察を脱出してパトカーの窓から上半身を乗り出したときに、サイレンが消えて真空で映画館の唸るような超低音が体を貫いたときの、自分も何かから解放されたかのようなあの瞬間は忘れられない。そんな風に使って欲しいと思う。親愛なるノーラン監督お願いしま~す。😁 eigadon.net/media/NY9I1pkZpX2R

メッセージ⑧(ネタバレ) 

これまで見てきたとおりUFOはカラの映画館の隠喩だ。そのUFOが縦から横になり、また縦になって消える。映画館で縦のものが横になり、また縦になるのは「跳ね上げ式の座席」。このUFOの動きも始まりと終わりを示しているのだろう。だがこの巨大シートに座っていた観客は一体誰なのか?ヘプタポッドか?それとも神だろうか?ルイーズの覚醒に際して神が顕現して成り行きを見届けて去って行ったということか。まるで『2001年宇宙の旅』でモノリスが猿の進化やスターチャイルドの誕生に立ち会ったように。(見ての通り『メッセージ』は『2001年』からオレンジの防護服やモノリスの矩形、そしてスターチャイルドを赤ん坊のハンナ等で借用している) eigadon.net/media/rA8mr4ZHVDUA

上半期ハゲ映画、他も並べるといつもの皆さんが出てました。😀

スプリット J・マカヴォイ
ローガン パトリック・スチュワート
メッセージ フォレスト・ウィテカー
トリプルX再起動 V・ディーゼル
ワイスピ8 ドウェイン・ジョンソン
バーニング・オーシャン ジョン・マルコヴィッチ
キングコング サミュエル・L・ジャクソン eigadon.net/media/cG_yGUhUGT6h

OK,上半期ハゲ映画ベスト3 

1 ラ・ラ・ランド JKシモンズ
2 パトリオット・デイ JKシモンズ
3 ザ・コンサルタント JKシモンズ

…朝からどうでもいいことを思いついちまったな。😅 eigadon.net/media/dLjF125IgOzi

個人的にはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督にすっかり感心してるので、今度の『Blade Runner 2049』はアタリだと思うけど、デッカードは街ハズレにいる。さてどちらにころぶのか。😉 eigadon.net/media/POUWXb_Ne6JE eigadon.net/media/p1UK4JV78zUA

メッセージ④(ネタバレ) 

よって『メッセージ』の宇宙船の白い窓ガラスは、杉本博司の写真作品の劇場シリーズの引用に間違いない気がする。この写真は映画の上映時間分だけ露光することで、映画の時間の全体を一枚のイメージに封印した作品。それに相当する映画の箇所がやはり講義の場面で、「ルイスがテレビの扉を開いてニュースを見始める、家に帰ってもテレビでニュースを見続ける、そして翌日誰もいない教室を経た後、研究室でニュースを見ていたノートPCを大佐が訪れた時に閉じる」、つまり「テレビの扉を開ける、ノートPCを閉じる」が杉本の写真撮影における「シャッターを開く、閉じる」に呼応しており、誰もいない映画館(無人の教室・UFOの内部)と白いスクリーン(ホワイトボード・UFO内の窓ガラス)それを撮影する杉本のカメラ(軍のカメラ部隊)のイメージが隠喩として重ね合わせてある。⑤へ eigadon.net/media/X9o-4_5K0vLq

メッセージ③(ネタバレ) 

今週は原作を読んでみた。ルイスがヘプタポッド語の学習によって娘が死ぬ不幸な未来の記憶を持つようになっても、そのままのとおりの人生を生きようとする理由を、小説では哲学的、科学的な説明に加えて既知の本の再読の例などを用いて丁寧に説明してある。映画では直感的な理解や愛で説明が省略されてる感じがするが、隠喩としては「本の再読」のたとえを「映画」におきかえて説明してるように思う。それは本も映画もそれにテレビゲームですら、一度見て知ってる内容をもう一度見たくなる(やりたくなる)ということ。つまり2回目以降の読書/映画鑑賞/ゲームプレイは、既に最初から終わりまでの「未来」を知りつつも、それをもう一度「生きる」行為と言えるわけだ。

さて『複製された男』では都会を跋扈する巨大な蜘蛛が登場するが、これは六本木ヒルズにもあるルイーズ・ブルジョアの彫刻「ママン」であるからして、ドゥニ監督は現代美術の引用が好きらしい。④へ eigadon.net/media/BzAkZYHqabQ0

催促したみたいですんまそーん😅 貼らさせて頂きます。まだハゲ上がってないブルース・ウィリスを!😁 eigadon.net/media/wmj6_oE261uh

「パルプフィクション」いいっすね。刀のシーンを探したけど見つからないのでこっちを貼っておきます😄 eigadon.net/media/sp6Bdgpmxhoi

じゃあブルース・ウィリス祭りはどう?自分が好きなのは『12モンキーズ』😁 eigadon.net/media/rdkx3jxwzggn

トラウマリストにも挙げた「007 ムーンレイカー」は私の初映画館体験でした。R.I.P Mr.Bond. eigadon.net/media/6nAhjjdzAMi0

8時くらいまで寝たかったのに4時に眼が醒めて当然TLは止まってるしプチ「パッセンジャー」な気分っす。😅 eigadon.net/media/V4vGJ74SkKbN

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