ブレードランナー2049 見ました~(本筋のネタバレはしてないけど一応隠します)
「映像は凄い」という欧米批評家によく見られた短評の意味が分かりましたね。何の映画か分からないからひとまず「映像は凄い」としか書きようがなかったのかなと。正直初見じゃ『メッセージ』よりも分からない。もちろん話は分かるし、オリジナルからのハイパー化した様々なオマージュやサントラ、近年の問題作(herとかイリジウム)への作家的「返答」だろう変奏シーンなども堪能できたし、とにかく見ている間はすべてが最高なんだけど、見終わった途端に終わりのない映画全体としての隠喩の謎へと突き落とされてしまう毎度のヴィルヌーブ作品です。いや~前も書いたけどハリウッドでこれを許す上層部が凄いと思うw