トーマス・ジェーン版パニッシャーは単純に弾丸をブチ込んで終わらせるのではなく、それ以上の苦痛を与えた上でトドメを指すというオーバーキル的なやり方が良い。
2004年版では自分が家族を失った時と同じ絶望を相手組織のボスに与え、後日談「DIRTY LAUNDRY」では弱者に暴力を振るう凶悪なチンピラに対し、腕や足の骨を片っ端からへし折って、惨たらしい姿なまま死なせた。
キル数は後の「パニッシャーウォゾーン」の方が圧倒的に上ではあるけど、トーマス・ジェーンのフランクはもっと闇が深そうで怖い。
でもそこが好きだ。