関ヶ原(2017年版)
先週録画したものを視聴。
正直なところ俺が理解力の足りないバカなのかわからないが、話が終始チンプンカンプン状態だった。
「関ヶ原の戦い」の大まかな構図や流れ自体は知ってはいるから、理解できる部分はある。
しかし如何せん登場人物は全員早口言葉の如く猛烈なスピードで台詞を発していて、その癖大体が教科書の端っこに掲載されていそうな出来事や人物の名前ばかりで、更にそれらを当時の語り口調で語られる故に殆どが頭に入らない。
また主人公石田三成はやたらと「正義」に拘りがちのヒーロー気質なキャラだったが、結局はシンプルに言えば「俺が正義!はい終わり!」という良くも悪くも普通の人間だったので、なぜ彼が部下達から慕われているのかもまるで理解できなかった。
ついでに有村架純演じるヒロイン(?)の存在意義も不明。
なんだか話がスカスカでテーマの欠片もない押井守作品(のような何か)を観た気分だった。
曲も「イノセンス」っぽかったので尚更。