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『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』<第3章>「やくそく」

5話に該当するであろう三ノ輪銀の葬儀場面が良い。「犠牲」を納得させるための儀式をここまで徹底して描いているが流石。

「納得」のプロセスが冒頭の検閲済文章と相まってグロテスクな意味合いを帯び、一見感動的なクラスメイトの禁止されている勇者たちへの応援ですら大赦の意向に沿ったものであることを浮かび上がらせているのだからまいる(これは第1章から一貫した描写)。

それに比べると6話はTVシリーズ1話に繋げるための段取り感があからさまに出ててやたらバタバタした印象。意図はわかるが辻褄合わせのための満開バーゲンセール描写はもうちょっとどうにかならんかったのか…。

そのっちからわっしーへのリボン受け渡しも話の都合感があまりに全面に出ててフラグ構築での観客感情誘導に完全に失敗してる。

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