『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』天才吉田りさこ初監督作!
基地から抜け出した九亜の身の上話という説明パートの演出が絶品!
音楽と天候変化によるあからさまな心情演出に油断してると、達也への九亜の怯えの視線逸らしがラストに繋がり鳥肌必死。ここに限らずサービスシーンを中心にした春休み休暇パートがシーンごとの配分も含めて大変バランス良い。
リーナなどのキャラクターや背景の説明不足(というか予備知識前提)やアクションの少なさに不満が挙がるのは当然だが、水戸黄門の印籠みたいなあの台詞に全てかけた語り口の前には些細な不満。
そもそも、エリカのチャンバラ(すんげーイケメン面見得かますからたまらん)と十文字先輩無双のおかげで個人的にはアクションも満足してたりすんだがねw
思った以上に面白くて良かった。原作やTVシリーズのイデオロギーに引いてる人もギリギリ見れる内容なのも気が利いてる。