アメリカ南部の田舎町で淡々と日常リズムの中、主人公のおばさんと周囲の人達がそれぞれにフラストレーションを弾けさせて、こんな筈じゃないのになという結果を産み落としていく。何かをスッキリさせようと行動して上手くいかずにイライラしてキレることはあるだろう。このお話はキレて暴れたその結果どうなるかを描いているのがいい。ラストにいくにつれ殺伐なムードが漂ってくるけど、握りしめたワインの瓶をどうするかとか、少しづつアンガーコントロールが効きはじめたようなプロットを挟みつつ何も解決していないのに心に沁みるラストにホッとします。とてもいい映画です。