アベンジャーズ エンドゲーム
物語の善し悪しを論じる作品ではありません。たくさんのヒーローを一同にまとめ上げてやってきたのを、ある者は終わらせ、ある者はデビューしたてなんで、まだ続けなくてはならない。そんなそれぞれの絡み合った事情をうまくほどき、平成の終わりとともに終わらせたことは見事。これまで関連作品を観てきたファンへの感謝が至る所にちりばめられていますが、クライマックスは製作陣が深々と頭をさげて「ほんとうに、ほんとうにありがとうございました!」というような言葉が聞こえそうなシーンに目頭が熱くなってきます。思っていたのとは少し違うが、前作でたまったストレスを見事に解消してくれます・・と感じるのが、ある程度過去作品を観てきた客。なので、興味がなくて観たことない客は3時間は席にいなくてはならない。前作インフィニティーウォ−くらいは観ておくべきか。