《ソロモンの偽証》2015年
なんて純粋で、なんて酷い子たちだろうと、出てくるキャラクター全員愛おしい話でした。
それぞれが自分のエゴで動いていて、それを叶えるためなら他がどうなってもいいと思っている。それぞれの利害が一致して学校内裁判が開かれ、予想外のことが起きながらも、それぞれの「あるべき姿」になれたのかなと思います。自分の正しさを自分で認めたかった。人のために戦っていながら、実は自分のために戦っていた。中学生だからこそ、いい意味で周囲を巻き込んで自分のエゴを達成できたのかなと思います。
前半で育てたキャラクター性を、せっかくだから後半でもう少し丁寧に回収してあげてもいいかと思いましたが、それでも宮部みゆき脚本でストーリーは本当に面白い！明暗の演出もよく、朝夕の日の光の取り入れ方がとても綺麗でした。演者が輝いていた映画かと思います。面白かった！
始めてみました！
アクション系の洋画が好きです。
観た映画の感想など纏めたいです☺️
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2018年 9月 に登録
