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『スキャナー 記憶をよむ男』
古沢の脚本に期待してみたが、さすがの金子修介監督、無難にまとめてきた。良くできた二時間サスペンスのような演出にポップコーンムービーとしては良質な一品。

『心が叫びたがってるんだ』(アニメ版)たまたまテレビで流れてたのを最後まで。劇場で観たときは大泣きしたくせに、今日も泣く。それにしても邦画の皆は10代のあの頃が好きだね。俺も振り替えって甘酸っぱくなるの嫌いじゃないけど。ついつい金ぴかのお城で~♪と口ずさんでしまう。

『スタートレック Byond』映像の迫力は凄いんだけど、前作のイントゥーザダークネスでシビアの設定を魅せられた後だけに、普通のスタートレックだった。これはこれでデートムービー、ウィークエンドムービーとしてはありなんだろうけど。

@zsuchda よく聞きますね。最近の邦画は、製作委員会の物ってのも多いですけどね。あと映画もドラマも結局はプロデューサーの手のひらの上って感じでもあります。

『ジョン・ウィック』
あんな可愛いイヌを殺した奴を許していいはずがない。と映画の本筋、主人公の心情とは微妙にズレた目線で観てしまったが、最後までキアヌに魅せられた。シャープ過ぎない動きが逆に生々しくて、嘘の世界をリアルにしていた。続篇楽しみだ。

『オクジャ』家畜、屠殺、食肉、自然愛護テロ等など刺激的に見えるテーマながらも、突っ込みが一歩足りない印象。これくらいで、劇場公開が難しいからNetflix製作公開って事だと、ポリコレ含めた世の中の環境、特に製作配給側と受け取ってリアクションする「一般」観客の常識は、かなりヤバイんだと思う。映画なんて悪場所なんだから、テレビや教科書では見られない事をドンドン扱ってかなきゃ。感動や愛しかない映画館なんて糞だ。て思うのは旧世代なのか?

『 L I F E 』 

エイリアンのようで、エイリアンじゃなかった。
オチの絶望感は半端なかった。
こういう胸糞なエンディングって好きだわ。

恐怖よりも一人ひとりの死を悼むシーンが印象に残った。どちらも生きるためだからね。彼から見たら最初に攻撃してきたのは人間だし、ファーストコンタクトの誤解からは、悲劇しか生まないのかね。ある意味王道の展開だけれど、冒頭の火星からのポッド回収の長いワンカット、上下左右前後にカメラが移動しながら人も物も無重力を維持し続けてて、この映画のリアルを構築したのには感心した。

@yonetomo まさに飄々とって感じですね。

『団地』藤山直美と岸部一徳の大阪弁でのやりとりがすてき。阪本監督らしからぬ意表をつくオチだが、あれは死のメタファーだと強く思う。逃げることを肯定する強い映画だ。

『ハクソー・リッジ』狂的なまでのの信仰と信念を貫き通すことで実現した出来事を、信仰心の厚いDV監督が映画にするとこうなったと言う不思議な感動作。ピュアな青年の行動には胸を打たれるが、彼女との出会いや兄との喧嘩など、どこかに不気味なサイコ気質が滲み出ていたり、残虐極まりない火炎放射器による攻撃を執拗に描いたり、信仰の奇蹟を描くためならば残酷というか冷酷な事すら徹底して描くというなんとも異型な印象。

映画.com主催で丸の内ピカデリーで『ブレードランナー』爆音映画上映会イベントがあるらしい。抽選で200組400人限定。当たって欲しい!

映画の宣伝にタレント使われるのは、そうしないとメジャーなテレビ番組で取り上げてもらえないから。映画コーナーのある番組は少なく、例えタレントの話題としてでも情報番組に取り上げ混られないとまともな採算ラインに乗れないという興行の弱さが悲しい。映画ファンだけでは映画興行は成り立たない規模。チケット代が高いってのもあるけど、普通の人は映画館で映画を観るって選択がほとんどないのが何よりも悲しい現実。

初親と一緒に映画館『ゴジラ対ヘドラ』サイケがさっぱり理解できなかったがヘドラは最高の敵キャラだった。
実際にはもう少し前に東映まんがまつりとか行ってるはずだけど、記憶に残ってるのはここから。

『X-MEN アポカリプス』真面目なヒーロー映画だわ。マイノリティの抑圧と社会の関わりをベースに監督してたブライアン・シンガーらしい生真面目な全てに見せ場を作る演出は良くも悪くも三部作の締めに相応しい。クイックシルバーのパートくらいしか柔らかい部分がないだもの。敵役アポカリプスが壮大なのか違うのか最後までわからなかった。
改めて『ローガン』は別格だわ。
この若いチャールズが最後にああなるかと思うと、本編とは関係なく泣きそうになった。

『ローガン』ウルヴァリンの姿に心が打たれた。血みどろのアクションも多いが、何故かアクション映画とは感じられない。重く切ない、一人の男の話だった。一言で言えば「そして、父になる」

@Miyu 今更ながら、言うとおり、映画なんて人それぞれ。たかが映画。だと思う。感想言うも批評を書くも、優劣なんてないし、ミーハーと高尚な姿勢も根は、一緒。自分なりの楽しみ方で愉しめば良いだけ。だと思います。

『メッセージ』出張先の福岡で鑑賞。静かな映画だけれど、ファーストコンタクトの過程を誰も描いた事のない画として見せてくれて、最後まで目が離せなかった。

やばい『クリーピー』が『グリーピー』になってた‥。
こんな映画好きが集まる場所でタイトル間違えるなんて不覚。これから気をつけます。

『ロブスター』怪作だ。
カップル=つがいになれない人間は動物にされる世界。なにかしらの共通項が男女を結びつける価値観になっている中で、カップルになれるか否かを試される施設と、永遠に独りでいること目的としたゲリラの世界の両者の中で、主人公がそれぞれの場所で目的を達成できない事、環境がぎゃくの結果を生むことが痛烈で興味深かった。
性的な動機が表立ってはいないが肯定されている部分が日本では無理だなと思わせる。
あんな風に毎朝刺激されたらカップルになりたいと思うよ。少なくとも俺は。
逆境で見つけた「愛」を維持するために、主人公は何ができたのか、できなかったのか。エンドクレジットのバッグに流れる海辺の音が暗示的で、考えさせられ続けた。

『グリーピー』香川照之は評判通りのグリーピーさだから言うまでもなくだが、西島秀俊の心の無い男が無自覚なグリーピーさを演じきっているところに感心。矛盾や突っ込まどころは多々あるが、サイコパスに対する無自覚の心無しな男の構図がぞわぞわする恐怖で最後まで面白かった。

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