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想田和弘監督観察映画『精神』
題材については自分も当事者なので見始めるのに時間を要した。健常者にはカーテンの奥に隠れている精神障害者を怠け者でも凶暴でも聖人でもない姿で曝け出す。そしてその境界線はそう遠いものではないことも。障害者に限らず自分の中の偏見に向き合わされる。想田監督の一作目『選挙』のように楽しめる被写体ではないので難易度は少し高い。

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