「愛してる」と家族に電話するテロリスト…。加害者側の世界にも目を向ける『ホテル・ムンバイ』|ハフポスト https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d8ad4b4e4b0c6d0cef3787d
“インド最大の都市であるムンバイの駅やレストラン、高級ホテルなど複数の場所で同時多発的に起きたこの事件では170人以上が死亡、多くの人間が人質となり、事件解決に3日を要した。そのテロの標的の一つとなったムンバイの五つ星ホテル「タージマハル・ホテル」では、500人以上の従業員と宿泊客がホテルに閉じ込められたが、人々は協力しあい、32人の死者を出したものの多くが無事に生還することができた。本作は、その実話を膨大な資料を基に再構成し、リアリティあふれるタッチで描いた作品だ。
本作は、テロに立ち向かった勇気ある市民を描く一方、従来のテロを題材にした映画にありがちな、「英雄VS悪魔のテロリスト」のような単純な図式に物語を当てはめず、実行犯の若者たちの人間性も克明に描いている。”