T2 ネタバレ⚠️
ユアン・マクレガーが実写「くまのプーさん」の主演となると、それは「T2トレインスポッティング」の続編「P3プーさん」となる。自室に引きこもりがちになったレントンは、ヘロインをキメるたびに熊人形とお喋りする一人遊びを続けていた。彼は次第に熊人形をプーさんと名付けた。一方スパッドは、自身の伝記本がベストセラーになった経緯で作家活動をしていた。然しその後に、何度か本を執筆してみるも売れる気配がなく、新しい本のアイディアを探していた所、レントンの親からある悩みを相談された。息子は熊人形の世界にずっと引きこもっていて、どうにかして欲しいという相談だった。スパッドはレントンに会いに行くと、彼は熊人形を手にして空想物語を語りかけてきた。ヘロイン中毒のレントンが語る熊の物語にだんだんと興味が湧いていき、次の本のネタにする事にした。本の主人公を中年男性にするのを憚ったスパッドは、主人公を少年に置き換えて、名前をクリストファー・ロビンと改めた。プーさんはハチミツばかりを食う、ハチミツ中毒者という事に気付く。もしやこれはハチミツ=ヘロインなのでは。ハチミツを断つようにスパッドは誘導していく
イップマン継承
良かった。シリーズの中で一番奥さんが綺麗に映っていた。今迄は脇役くらいにしか思えなかった奥さんが、イップマンの本質は武術家だという事を、木人樁を打ち込む音でよく理解している。最後の決闘も音だけを聞いて見守る距離感に、夫婦の絆を感じた。ドニー・イェンよりリン・ホンの方が背が高くて、夫婦が並んだりダンスをしていると身長差が浮き彫りになって、そこがまた萌える。今迄の「イップマン」は社会の趨勢に巻き込まれて、統治者からの弾圧や貧困に苦しむ中でも、仲間を見捨てず誰にでも誇れる高潔な人間というのを体現していた。今作は歴史上で大きな事件とは関わりのない、イップマン個人に焦点を絞った。それによって、天下無双の武術家は何故強いのか、誰が支えていたのかを描く。