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トレインスポッティング 

序盤から苦手な「不潔」「汚い」が続いて、トイレにもぐっていくシーンはほんとに吐き気がしてなんでこんな汚いのばっか続くんだよ!!って恨めしくもなった。
スコットランドにはいったことないし、どんな土地柄でどんな人が暮らしてるか一切知らないけど、画面にずっと映る排他的な景色と、地獄のような壁紙が閉塞感とか、苛立ちを感じさせた。
ヘロインキメてトリップしてバッドにはいってクソもしくはクズもしくはどちらも。
ラリった息子をそれでも愛し続ける両親。

飲食店の感じとか、居住スペースのヘドロのような存在感、ラリって殺した赤ん坊、クスリにはまった友人のあっけない最期、パーツで区切ったらどれも全然好きになれないけど(なにより汚いのが本当に苦手)、みることをやめるという選択肢がなかったのはそれ以上に物語のテンポと俳優たちの魅力とパワーなのかなと。
それになによりイギーポップとニューオーダー、アンダーグラウンド、プライマルスクリームと音楽が最高だった。
脅威のラインナップだ。悪魔的。

時代を作った貫禄も感じた。
続編もみたい。

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